山田尚子監督の短編恋愛アニメがエモかった
僕のホーム上大岡の名店がららぽーとのフードコートに出店していたが、本日で6年に渡る営業を終了。G麺系列はこれで平塚の店舗がなくなってしまったのは残念。
『彼が奏でるふたりの調べ』
モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~ - シーズン1
ニューヨーク・タイムズ紙に掲載されたコラムを基に、愛にまつわる物語を描いたAmazon ...
プライムビデオオリジナルのオムニバス短編恋愛ドラマ(実写)なんですが、何故か最終話の7話だけアニメ。
それが『映画 聲の形』や『リズと青い鳥』の山田尚子監督ということで観てみた。
31分の短編なのに、山田尚子節が炸裂しまくってた。音楽を使った演出(特に静寂の使い方)。手の演技。新海的なエモ背景ではないのに、印象的な情景の差し込み方とか。少女という存在の柔らかさの描き方とかもはや執念めいている。
シーナアンドロケッツとか、若い子が観てもわからないだろうけど、大人が若かりしの淡い恋心に持ってる愛おしさが詰まった作品。
ただ観るときはあらすじを読まないように。短編なのであらすじがほぼすべてのネタバレなのでw
露出が少ないのはもったいない
この作品、10月から配信されているみたいなんですけど、全然知らなかったんですよね。たまたまTwitterで感想上げてる人がいたから僕も観ただけで。
実写ドラマが中心な作品群なだけに、アニメの部分は広告も難しいのかもしれませんが、日本を代表するアニメ監督の新作なんだから、もう少し露出があってもいいと思うんですけど。
どんどんアニメの視聴スタイルが、テレビのエアチェックからサブスクに移っている中で、1クールなどの従来の作品とは異なるスタイルの、配信サイトオリジナル番組として制作されていく作品も増えていくだろうけど、配信サイトのバナーとか通知をしっかり見てる人ってあんまりいないと思う。
良い作品が埋もれてしまうのはもったいないなぁ。
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